大規模画地の共有地の解消と相続を見据えた土地の利活用を図るための鑑定評価

1.類型:自用の建物及びその敷地として

2.所在:K市

3.土地:2,000㎡以上 建物:300㎡以上

4.鑑定評価の条件:現状所与

5.依頼目的:贈与・相続に係る親子間の売買の参考

6.コメント:鑑定評価とは別に相続対策、空地の利活用のコンサルの依頼を受けた案件である。親子関係にある共有者が2名の居宅兼店舗と月極駐車場である。評価単位は全画地とし、売買する土地の価格は共有持分割合によった。建物は当分継続利用するため、将来の利活用のフリーハンドを握るため駐車場部分から切り離して抵当権設定の対象から除外することに成功した事案である。なお、4分の3を占める駐車場部分は一次・二次相続に備えた収益物件を建築中である。

 経営していた会社が予期せぬ状況に見舞われて対応策を相談されたことがきっかけで個人の財産の二次相続まで考えた相続対策を依頼されることになった。他にも高額の不動産等を有していることから遺産分割、遺留分減殺請求権の存在、土地の利活用など複雑な問題を解決するスキームを組み立て実行に移すことが求められた。今回紹介した鑑定評価はそのスキームの一部の実行である。業務は長期に渡ることが予想されたが依頼者が高齢であることもあって、まずは話をじっくり聞くことに専念した。その上でスピードと信頼を得ることが成功する核心と考えたが、お願いする資料をスムーズに提供して頂き、打ち合わせと経過報告を定期的に行い、急がば回れの信念で要望をしっかり聞き1つ1つに回答し納得できるまでわかりやすく説明し、その通りに実行されたことが目標を達成することに繋がった。

7.期間:鑑定評価は1か月半、コンサルは1.5年

8.鑑定報酬額:50万円程度 コンサルフィーは別途

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